ダイバーシティ研究環境実現 イニシアティブ(牽引型)特設サイト全国ダイバーシティ・ネットワーク

【開催報告】2019年度第2回セミナーダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)「ダイバーシティを育む組織文化とリーダーシップ」を開催しました

2019年12月19日(木)13時30分~14時30分、大阪大学会館2階 講堂(豊中キャンパス内)にて、西尾総長出席のもと、標記のセミナーを開催しました。参加者は、教職員、学生、事業関係者、一般の方など200名を超える盛況ぶりで、毎日新聞(2019年12月25日(水)朝刊)にも掲載されました。

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業は、2016年度より国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、ダイキン工業株式会社を共同実施機関として開始したもので、研究機関・企業とともに女性研究者の研究力向上、育成、仕事と家庭の両立支援、次世代の女性研究者の裾野拡大に取り組んでいます。その一環として、構成員の意識啓発を目的として、日本マクドナルド株式会社(以下、日本マクドナルド)より、日色保代表取締役社長兼CEOをお招きし、「ダイバーシティを育む組織文化とリーダーシップ」と題してご講演いただきました。

日本が直面している、慢性的な人手不足、マネジメント力の不足等の課題に対し、今後、持続的な成長のために必要なものは、ダイバーシティ&インクルージョン、と日色氏。本講演ではまず、ピープルビジネスを基盤として成長を続ける日本マクドナルドの、具体的な取組事例をご紹介いただきました。

例えば、女性、シニア、外国人と多様な人材が活躍している日本マクドナルドでは、互いに支え合う組織風土がある。また、クルー(日本マクドナルドでのアルバイトの呼称)もステップアップできる仕組みが整っており、必要なトレーニングが提供されるため、キャリア開発ができる。「ALL JAPAN CREW CONTEST」という、全クルーを対象として技能を競うコンテストを毎年開催しており、笑いあり、涙ありの本気の取組で、クルーのモチベーションアップにもつながっている。事務所は物理的な壁をできるだけ取り除いたコミュニケーションの取りやすい空間を整える等、エンゲージメントを高める風土醸成が大切、と述べられました。

また、個人がもつ能力を最大限に引き出し、多様な人材が生き生きと働くために特に要となるのは、上司、と日色氏。サービス業だけでなく、高い離職率が問題となっている業界や業種もあるようだが、ほとんどが人間関係に起因すると考える。プレーヤー感覚でのマネジメントでは共感を呼ぶことはできない。また組織内で支え合う風土がなければ、人は離れていく。ミドル層に、リーダーとしてのスキルを身に付ける機会を与えることが肝要、と強調されました。

最後に、リーダーとして大切な、3つの要素を話されました。
story:なぜこの仕事をすることに価値があるのか、ミッションやビジョンを伝える。
growth:その仕事をすることが自身の成長につながるという実感を与える。
recognition:チームに対する貢献を褒め、本人に気づきを与える。

参加者からの質問にも、時にユーモアを交えながら真摯にお答えいただき、日色氏のお人柄の伝わる、心に響く講演会でした。参加者からは、「ダイバーシティ&インクルージョンに必要な組織作り、リーダーシップ、について示唆に富む有意義な講演会だった」との声を多数いただきました。

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