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人権問題に関する講演会 「誰にも共通するSOGI(性的指向と性自認)の人権」を開催しました

2021年9月8日(水)14時~16時、人権問題に関する講演会 「誰にも共通するSOGI(性的指向と性自認)の人権」をオンラインで開催しました。

本講演会は、人権問題に関する認識と理解をさらに深めるため、大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン強化期間(2021年7月~10月)の一環として実施されました。学生、教職員など80名の参加者を得ました。
講師には、なんもり法律事務所 弁護士の南 和行先生をお迎えしました。(吉田 昌史先生もご登壇予定でしたが、当日体調不良によりご欠席となりました。)

講演会前半では、LGBTという言葉が、性的マイノリティの方々の「総称」ととらえられ、「そういう人たち」と「そうでない“普通の”私たち」とを区別するための言葉、という誤解が生じている、というお話がありました。性的指向、性自認はグラデーションであり、そもそも、L・G・B・Tはそれぞれが全く違う意味であり、ひとくくりの言葉では表せません。
SOGIに関して、安易な区別はできず、するべきではない、参加者はSOGIは多様であるということを改めて認識しました。

後半では、スポーツクラブでの更衣室の利用に関する事件、同性パートナーの死別事件、一橋大学のアウティング事件等の判例を挙げながらの、具体的なお話がありました。
マジョリティであるシスジェンダー(生まれた時に割り当てられた社会的性別が、内面で形成される性別の自覚や認識と常に一致していること)、ヘテロセクシャル(異性愛)の人が、当たり前にできること、当たり前に守られていることが、性的マイノリティの方々は、裁判まで起こさないと(時には裁判をしても)できない、守られない、という話もありました。

参加者から多くの質問が寄せられ、社会の法制度がシスジェンダー・ヘテロセクシュアルの人を中心にできてしまっていること、そして、無意識の偏見の元で様々な問題が起きている、ということに気づくことができ、ダイバーシティ&インクルージョンに向けた課題を見出すことができた講演会となりました。最後に、南先生から、「一人ひとりと向き合い、柔軟な対応をしていくことが大切」とのメッセージが伝えられ、講演会は盛況のうちに幕を閉じました。

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